2011年10月24日月曜日

毎日が初日の出☆

何年か前から元旦の朝に早起きして、というか夜中のうちから起き出して、近くの山にある展望台まで行き、「初日の出を拝む」というのが、なんとなく夫と私の恒例になっています。

元より「初日の出」だからといって「ありがたがる」ということに違和感を持っていましたが、この「初日の出を拝む」という行為を始めてから、だんだんに「ありがたいことは毎日起こっている」ということを「確認」する意味で、一年の最初にじっくりと太陽が昇ってくる様(さま)を見つめる。それが「初日の出を拝む」ということなのだと思うようになりました。

なかなか「じーっと太陽の動きを見ている」ということは根気のいることで、その長い時間を一度存分に味わうとその感覚は身体に記憶されるような気がします。

普段ふと空の美しさに触れると「もうちょっとゆっくり見ていたいなぁ〜」などと思うのですが、あの元旦の長い時間が過ぎる間に、私は今ここでお湯を沸かし、お弁当を作り… なんて風に思うと、なんかこう…とても豊かな気分になれるのです。

太陽が昇ってから沈むまでの間に、ただ何もせずその動きを見続けるというのは至難の業だと思います。そう考えると「短い」と思いがちな一日のうちでも、いろんなことができそうな気がして来ます。


2011.10.24am06.41
2011.10.24am06.41 posted by (C)ちゃこ